大空〜伝えたい願い〜

お似合い……。
って、そうじゃなくて、だ、大輝と一緒に…。
考えただけでも、頭が爆発しちゃいそう……///
「行くぞっ！」
と、言って歩きだした。
「ま、待って！」
と、言って私達は歩き出した。
「うわ〜…綺麗…。」
すごい綺麗な桜が並んでいる。
でもいつかは散っていくんだな〜…。
「この桜も咲いては散っていく…まるで人間みたいだ…」
大輝が独り言のように言った。
確かに…大輝の言うとおり…。
人間が生まれてきては死んでいく。
……と考えていたら、大輝が呼んでる。
「おーい、早く来いよー。」
「待ってー。」
私達は歩き始めた。


何分か過ぎて春香達と合流した。
「茜どうだった？何か進展でもあった？」
私達は二人に気づかれないようにコソコソ話をしていた。
「ある訳ないじゃん。春香こそどうだったのよ！」
「ん？私？私わね…何も無かった～。ハハハ～。」
やっぱ、そんな簡単にいくわけないよね～。