天然姫様と秘密の王子様




私も隣に座る




「何か話があったの?」



「あー…逢いたかっただけなんだけどな」




ポリポリと頬を掻く柳城くんは

恥ずかしいのか、頬を赤く染めていた。



そこがまたかっこよくて、私も赤くなる





「ぷ、真っ赤」



「柳城くんに言われたくない」



「じゃ、もっと真っ赤に染めてあげよっか?」




いきなり、背筋が凍る


ニヤリと笑った柳城くんのせいだ。





< 199 / 325 >

この作品をシェア

pagetop