君の隣に~ヤンキーの娘の恋物語~
「一応確認しとくけど、お前の好きな人同じクラスにいんだよな?」
………は?
俺が眉間に皺を寄せ、ぽかんと口を開けてると航はフフンと鼻を鳴らして自慢気に話し出す。
「なんで知ってんだって顔だな。俺の情報網甘く見んなよ!ちなみにコレは天雅からの情報だ!」
航はVサインを作って俺に突きだしてきた。
は?意味分かんねえ。天雅?あいつ何デタラメ言ってやがんだ?
「ちょっと待て、俺天雅に好きなやつ教えた覚えねーし、同じクラスに好きなやつもいねーよ。」
「はっはっ、嘘つかなくていいって!」
航は俺の肩をバシバシ叩いてきやがった。
俺はそれを払いのけ、
「由姫ちゃんだよ!!」
と大声で言ってしまった。