蒼い太陽
一族にはそれぞれ、族宝がある。
一族を維持する木の幹のようなものだ。
それを失うことは一族にとって力を奪われることと同じことである。
決して失うことのないよう、どの一族も厳重に封印してある。
魔力を持たない者はその魔力に蝕まれてしまうため触れることも出来ない。
「まぁ月族の力を借りることは今となっては出来ない。
太陽族と星族だけでどうにか闇族の力を封印しなければ。」
ユウはそう言うと、読んでいた本をパタンと閉じすっと立ち上がった。
「明日その森に行くんだろ?もう休んだら?俺ももう寝るし。」
「…さっきまで寝てただろ。」
「それとこれとは別。」
一族を維持する木の幹のようなものだ。
それを失うことは一族にとって力を奪われることと同じことである。
決して失うことのないよう、どの一族も厳重に封印してある。
魔力を持たない者はその魔力に蝕まれてしまうため触れることも出来ない。
「まぁ月族の力を借りることは今となっては出来ない。
太陽族と星族だけでどうにか闇族の力を封印しなければ。」
ユウはそう言うと、読んでいた本をパタンと閉じすっと立ち上がった。
「明日その森に行くんだろ?もう休んだら?俺ももう寝るし。」
「…さっきまで寝てただろ。」
「それとこれとは別。」