年上の彼氏
運命の出会い!? BY奈々


奈々>>

ドンっっっ!!!
いたた...
誰今の...
おそるおそる目を開けてみると、
私のことを心配そうに見ている人がいた。

「大丈夫?
ごめんちょっと急いでて...
帰るトコだょね?
だったら送ってくょ。」
「あっいぇ大丈夫です。
それに用事あるんですょね?
ケガしてないんで大丈夫です。」
「ぃぃって。
俺2-3の川島剛(カワシマゴウ)
用事はど-でもぃぃことだし、俺が悪いんだし送ってく。
遠慮すんなって!」
「私1-6の広田奈々恵(ヒロタナナエ)です。
ホントに大丈夫なんですけど...」

ホントにどこも痛くないから、
この人が送ってくれなくても大丈夫なんだけどな。

「ほら、行くぞ!」

そぅ言ってまだしゃがんでいた私の手を
引っ張って起こしてくれた。
よく分かんないけど、なんなの!?
この人...!?
起きてからもまだ手握られたままだし...


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