呪われた学校
「梨莉花・・・私達が美羽を弱めてる間に逃げて!」
千歌が言った。
確かに千歌達を見て、美羽は、苦しそうにしている。
多分、千歌達が放っている光に苦しんでいるのだろう。
「でも、千歌達はどうするの?」
私は聞いた。
「大丈夫・・・私達の友情は永遠だから・・平気よ・・・」
千歌達はにっこり笑って言った。
「千歌、彩奈、萌湖、奈美・・・ありがとう・・・」
私はそう言いのこして必死に逃げた。
泣いたり・・・
こけたり・・・
とにかく必死に逃げた。
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