*  翼をください   * ー俺様柏原の不器用Loveー

バス停で榊原くんと別れ、心地よいバスの揺れに、疲れピークな私は必死に眠気と戦い、

バスを降りた時には身も心もボロボロだった。


重い足を必死に前に出して、アパートの階段を上る。


古いアパートの階段は、静かに歩いてもキィキィと、ボルトの擦れる音がする。


築50年にもなるこのアパートが、私とお母さんが暮らす家。


共同トイレ&共同シャワー、おまけに階段の手すりには、

  『危険!さわるな!!』

と書かれている。


直せよ!大家さん!!


と言いたい所だけど、都内で1DK¥1万5千円/月だから、文句は言えないのだ。


セレブ学校に通っている女子高生には、あるまじき生活なのです。



・・・とまぁ、私の貧乏話はこの辺にして、今日は色々あり過ぎて、頭と心がパンクしそうなので、休む事にします。


おやすみなさい。。。


 。○〇。。○〇。。○〇○。○。。○〇。 

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