恋した相手はライバル!?
「人には色々な過去が
あります。

あなたはそんな過去が
あったからこそ
今の優しさが生まれた。

僕は全てを受け入れます。
僕と結婚して下さい。」

「まだ付き合っても・・。」

「付き合っていました。
あなたに会いたくて
毎週来ていたのです。」

彼の心の広さに
私は本当の意味で
彼に惹かれた。

「お願いします。」

私と彼は結婚した。

彼の両親は大反対した。

「俺は家を捨ててでも
麗子と一緒になりたい。

お祖父さんを最後
見取ったのは彼女。

1度も顔を出さない
あなた達に言われる
筋合いはない!!」

彼の怒った姿に
彼の両親はビックリしたのと
同時に何も言わなくなった。

彼は私が1人っ子なので
養子になってくれた。

今の私がいるのは
聡史の優しさがあったから
私は変われた気がした。

・麗子サイド終わり・
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