プラネタリウム ―流れ星に願う叶わぬ願い―
─花屋─
「やっぱりないみたいだね」
「何が?」
「何でもないよ。カスミソウ買うけど、他に欲しいのある?」
「うーん。いいかな」
「そっか」
そういうと勇二は5本のカスミソウを購入した。
「勇二。何で花なんて送ろうと思ったの?」
「んー。感謝を伝えたくて、それには花かなって思って」
「ふーん」
母の日に花を贈る習慣があるのは知っている。けれど、恥ずかしさと養母であるということから一度も花を贈ったことがなかった。
「やっぱりないみたいだね」
「何が?」
「何でもないよ。カスミソウ買うけど、他に欲しいのある?」
「うーん。いいかな」
「そっか」
そういうと勇二は5本のカスミソウを購入した。
「勇二。何で花なんて送ろうと思ったの?」
「んー。感謝を伝えたくて、それには花かなって思って」
「ふーん」
母の日に花を贈る習慣があるのは知っている。けれど、恥ずかしさと養母であるということから一度も花を贈ったことがなかった。