*。゚*hands*゚。*

俺はサキを部屋へ見届けたあともう一度瑠璃華の部屋へと向かった




そっと部屋に入る
やっぱり瑠璃華はこっち側にせをむけて丸くなって寝ている





「瑠璃華・・・!」





そう呼びかけたら
瑠璃華は少しも動かずに静かに呟く





「だから今日は調子悪いから・・・。お願いだから帰ってよ」





俺はそんな言葉に耳もくれずに瑠璃華に近づいた




「なあ、今日・・・誰が来た・・・?」





そう尋ねると瑠璃華はピクッと体を動かす





「なんだ・・・しってたの?」





「おい、おまえ、何言われた?!」





そう瑠璃華の肩に触れる





「恭ちゃん・・・、彼女いたんだ。・・・ふふ、ビックリしちゃった。」





「ちげえよ、あいつが勝手に言ってるだけで。」




そう言葉を並べると瑠璃華は初めてこっちを向いて笑った





その目には涙が沢山溜まっていて
歯を食いしばっている




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