紅い月
「局長、山内です。」
「おお、凛くん入りなさい。」
そっと局長室の襖を開けると近藤の他に山崎・土方がいた。
「先程の火事の報告に上がりました。」
凛はそう言って近藤の前に正座する。
「先程の火事によっての死亡者は出ていませんが多少の怪我人は出ました。」
「死亡者はいなかったのか。いやぁ、あれだけの火事で死亡者がいないなんて、凛くんよくやってくれたよ。」
近藤はそう言うとガハハと豪快に笑った。
「っ・・・ごほっごほっ・・・すいませ、ごほっ・・・」
凛は近藤に背を向ける。
「なんや、まだ治っとらんのか?」
山崎はそう言うと凛の背を摩る。
「だ・・・じょうぶだ・・・けほっ・・・」
「凛くん、やはり医者に行ってきたらどうだい?」
苦しそうに咳き込む凛を見て心配そうに近藤も言う。
「平気です。もう治まってきましたから・・・。」
凛はそう言うと局長室から出て行った。
「おお、凛くん入りなさい。」
そっと局長室の襖を開けると近藤の他に山崎・土方がいた。
「先程の火事の報告に上がりました。」
凛はそう言って近藤の前に正座する。
「先程の火事によっての死亡者は出ていませんが多少の怪我人は出ました。」
「死亡者はいなかったのか。いやぁ、あれだけの火事で死亡者がいないなんて、凛くんよくやってくれたよ。」
近藤はそう言うとガハハと豪快に笑った。
「っ・・・ごほっごほっ・・・すいませ、ごほっ・・・」
凛は近藤に背を向ける。
「なんや、まだ治っとらんのか?」
山崎はそう言うと凛の背を摩る。
「だ・・・じょうぶだ・・・けほっ・・・」
「凛くん、やはり医者に行ってきたらどうだい?」
苦しそうに咳き込む凛を見て心配そうに近藤も言う。
「平気です。もう治まってきましたから・・・。」
凛はそう言うと局長室から出て行った。