紅い月
風呂から出て食堂に向かう。


「おぉ~いっ凛っ!」



後ろか声を掛けられ振り向くと原田・永倉・藤堂がいた。



「相変わらず騒々しいな。」



凛はそう言いながらも三人の横を歩く。




「凛、今日非番だろう?ちょっと稽古付き合ってくれよ。」




藤堂はそう言って凛の顔を見る。



「別にいいが。手加減できるか分からないぞ。」



「もっちろん!本気できたっていいよ。」




藤堂はそう言ってニッと笑う。




「よせ、平助。こいつとマジでやったら本当に死んじまうぜ。四番隊の稽古後の隊士たちの顔見てみろよ。憔悴しきった顔してるぜ。」




原田はそう言ってガハハと笑う。





「あれはちゃんと手加減しているぞ。あいつ等が弱いだけだ。」




凛はそう言ってぷいっとソッポを向く。







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