紅い月
「んだとぉっ!!」




一人の男がそう叫ぶと同時に腰に差してあった刀をすっと抜く。




それに続きまわりの男たちも次々に刀を抜いていく。




「あ~あ、お前なぁ・・・・」




依岬がヤレヤレと言ったように頭を振る。




「悪いか。私は本当のことを言ったまでだ。依岬、龍馬をつれて先に戻れ。ここは大丈夫だ。」




「ん?あぁ、じゃあ任せるよ。」





「お前何言ってんだよっ!凛は女だぞ?」




依岬の言葉に中岡が反論する。




「女の凛を置いて逃げるのか?」




「はぁ・・・依岬、中岡もつれて帰れ。」




凛はそう言うと一人前に出て行く。




「おいっ!!凛、戻れっ!!」












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