紅い月
「軽く殴っただけだ。死ぬ事はない。」





私がそう言うと土方は若干呆れ顔で他のみんなは少し青い顔をしていた。







「まっまぁ、今日は夜遅いしそろそろ休むとしよう。」







近藤のこの言葉でお開きとなり各自部屋に戻っていった。







私が局長室をでるとあの男が立っていた。







「?」





(なんでまたコイツがいるんだ?)






私が疑問に思っていると男が口を開いた。






「部屋の場所わからんやろ、はよ着いて来い。」







(あぁ、そう言うことか。)






私は納得し前を歩く男についていった。








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