魔女のカウントダウン☆

『・・嘘つきめる、昨日、泣いてた癖に・・』

歩夢が、ボソッと呟く。

『なっ、何言ってんの?泣いてなんていないよ』

あたしは、慌てて否定したけど、笑顔が引き吊っているのが、自分でも解った。

歩夢の言う通りだ…

昨日の夜から、あたしは一睡もしてない。

一睡もせずに、朝迄 泣き続けた。

泣いたって、どうにもならない事だって、解ってても…

あたしの感情は、コントロール出来ずに

ただ、朝迄 枕を濡らし続けた。


その時


背後でけたたましいクラクションの音が聞こえた。

振り返るあたし達

『雅彦の車だわ!!』

美紀が叫ぶ。

歩夢が慌てて、車を端に寄せて、急停車させた。



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