魔女のカウントダウン☆
『もし、年末になって、めるが、彼と別れてたりしたら、腹を決めて あのホテルのカウントダウンパーティーに来いよ』
『はあ…? 何を言ってるの?』
意味が解らない!そう思った。
『いいから、約束しろ』
『何で、そんな約束しなくちゃいけないの? 自分は彼女がいる癖に、また、あたしとアバンチュール楽しむの?・・そんなの御免だわ!!』
『つべこべ、うるさい!いいから、約束しろ!!』
真剣な表情で幸也は怒鳴る。 その命令口調に無性に腹がたった。
『・・そんな、そんな約束なんか、出来ないわ…第一、その頃には、貴方の事なんて、忘れるもの!』
そうよ…絶対に忘れてやるんだから!
あたしは、幸也を思いっきり睨み付ける。
『上等だよ』意地悪そうな笑みを浮かべる幸也
『俺も、お前の事なんか忘れてるかも知れないけどな…』
そう、低い声で言った。
『なっ、何よ…』
言い返したかったけど、鼻の奥がつんとして、言葉を止めた。
ちょっとでも、気を緩めたら、彼の前で号泣してしまいそうになる。
唇を噛み締め、あたしは、必死で涙をこらえた。