魔女のカウントダウン☆

・・そう、答えるしか無かった。

だって、どんなにごまかしても、好きって気持ちは しつこく、つきまとってくるものだと知っていたから…。


瞬間、幸也の顔が頭に浮かんだ。


あたしは、この一年間で

あの男の顔を何回、思い浮かべては掻き消してきたんだろう?

そっと、目を閉じて考えて見る。


あはっ、笑える!!


両手では とても足りない数だった。


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