ヤクザと執事と私【短編】『遥か遠くのロシアにて-嵐を呼ぶ男達-』
「おい、奴ら、目覚ましたぞ。」
大和と龍一の後ろから、真木ヒナタが声をかける。
その声を聞き、起きたロシア人の男の前に行く龍一と大和。
「大丈夫ですか?」
龍一が起きたロシア人の一人に声を掛ける。
「・・・お前ら、何者だ?」
ロシア人は、龍一、大和、真木ヒナタを順に見る。
「何者でもありませんよ。ただの無一文の正義の味方です。」
龍一が少し笑いながら、答えた。
「まぁ~、無一文は龍一のせいで、正義の味方は、俺だけどな!」
大和が、龍一に皮肉を言う。