姪は叔父さんに恋してる
そしてそれを振りかぶり、声を震わせた。
「叔父さんがいない場所なんて…私のいる世界じゃない…っ!
叔父さんは…ずっと、私と一緒じゃなきゃ……昔から、ずっとずっと…ずっとずっと……っ!」
涙で視界がぼやける。
でも叔父さんの姿だけは見失わない。
14年間ずっと見続けてきた姿。
見失うわけがない。
私は叔父さんに向かって走り出した。
大好きな叔父さんが、目を見開いて私を見る。
狼狽えている。
私のしようとしていることを察して、驚いている。
「叔父さん死んでっ!!私すぐに追いかけるから…っ!!」
私は鉄パイプを、叔父さんの額めがけて振り下ろした。