姪は叔父さんに恋してる


そうしたらこんな醜態、叔父さんに晒さずに済んだかもしれないのに…。


私の舌は叔父さんを前にするとよく働く。
それが良いことにせよ、悪いことにせよ。

「…叔父さん、幻滅したでしょこんな…。
でも、これも全部全部、悪いのは叔父さんなんだからね…。」

「…八智絵、どういう意味…?」

叔父さんが慎重に訊いてくる。
いつもいつも鈍い叔父さん。


…そっか、そうだよね。


私がいくら心配したって、叔父さんは察したりしない。
だって鈍いから。

叔父さんにはハッキリ言わないと通じないのね。


「……私……っ、」

喉が震えた。


もう…、距離を置かれたっていい。

どうせ叶わぬ恋なら、隠す必要なんかない。


胸が圧し潰される感覚に耐えながら私は、


「私…っ、叔父さんを愛してるの…!」


これまで押し込めてきた感情を爆発させた。


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