巡愛。~ずっと好きだった~
克也は心底グッタリした顔で言った。
「そうそう!その部長っていうのがね…。」
――ピンポーン!!
姉が何かを言いかけた時に、玄関のチャイムが鳴った。
「私、出てくるよ。」
久しぶりの実家。近所の人ならご挨拶したかった。
――ガラガラッ
引き戸式の扉をガラガラと開けると、そこに立っていたのは…。
「あ…結衣…さん…?」
身長、高ーっ!!
思わず見上げてしまう長身の高さ。
180はあるんじゃない?
それに、すごくガッシリしてる…。
色黒で、何だか逞しくって、男の人って感じ。