キミの隣に
そういえば、
あの日、ずいぶん酔ったけど
何か、透、変な事
ゆってたよね。


・・・何だっけ?(^^ゞ


鷹尾君が、タバコを買いに
行ってる間の暇つぶしに
思い出す。

覚えてるのは・・・


『真月、鷹尾ライブ、どーよ?』

『今のところ、
うまくいきそうだよ。』

いつもの一軒目の
立ち呑みでの会話
(↑一軒で終わった事がない)

『アイツさあ、
相当、惚れてんね。』

『何に?』

『真月に。』

多分、パフォーマーと
してだろうと理解する。

『まったまたー。
気分、乗っけよーとしてっ
結構、好調だし、
ダイジョブだって。』

いい感じで、やれるから
心配しないでよねっ。

一瞬、透が不思議そうな
表情をしたのが
気になるんだよね。


『ああ、そっち?な。

そっちはな・・・』


『そっちじゃないほうは、
ダメなわけ??』

イマイチ、意味不明のまま
突っ込んでみた。

『さあ?どうだかな。

真月、チケット
もらっておいてよ。
見に行ってやるよ。』

何か思い付いたのか、
透が突然言い出した。

 

 
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