君はまた僕を好きになる。

食パンを頬張りながら、テーブルに肘をつき、テキパキと動く敦史を目で追っていると

立ち止まり「なに?」と聞く敦史。


「別に…ただ…」


「ただ…なんだよ?」


Yシャツのボタンを留めながら、ピクンと眉を釣り上げ


「言いたい事があればハッキリ言えよ。
気になるじゃないか。」


ボタンを留め終え、ソファーに置いていたネクタイを手にとり首にかけ締め始めた。


そんな姿が、何故かヤケに色っぽく感じてしまうあたしはヤッパリどこかが変になってしまったのかな…

感じた事のない感情が、自分では気づかない所で湧き上がってくるような


そんな不思議な感覚に最近不意に襲われるようになっていた…。




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