君はまた僕を好きになる。

喫茶店で愛理と別れて、1人夜の街をプラプラ歩いた。

行き交う人の波には、肩を寄せ合う恋人同士もいれば

道端で言い争っている恋人同士もいる。

ふと見たウィンドウのガラスには、そんな人達を横目で見ては、何も見なかったように平気な顔で歩くあたしの横顔。


だけど瞳だけ
人を羨む瞳に見えた……。



そんなあたしの瞳に飛び込んできたのは……



「ねぇ~お酒もう少しだけ付き合ってようぉ~」


甘ったるい声で男を誘う、1人の女の姿…



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