君はまた僕を好きになる。

「ちょっと…!?敦史!いいの!?あの人…」


「大丈夫だって、気にするな。」


「けど…!」

「アイツには、ちゃんとアイツの事を想ってる男がいるから大丈夫なんだよ。」


「えっ?どういう事?」


「アイツは、俺の高校の時の同級生。っで、俺が世話になってる会社の受付嬢。

久しぶりに会ったから、一杯だけ居酒屋付き合えって言われたから、付き合っただけ

しかも、相手は俺だけじゃない。

もう1人、男も一緒に飲んでただけだよ。」


「他にもいたんだ…」


「当たり前だ。俺は、本気で好きな女以外は2人だけで飲んだり飯食ったりはしねぇ~よ。

好きな女を悲しませるような事はしない主義なの」



「敦史…」



「アイツも、これで気づいたんじゃねぇ~のか?
誰が一番、自分を大切にしてくれているってさ。

きっと今頃、アイツは、その男の腕の中さ」


「えっ?」


「後ろ見てみな。」

言われた通り、後ろ振り返ると


泣き崩れる彼女に駆けより抱きしめる1人の男性の姿…



「良かった…」



そう心から想った。彼女の想いは
真剣だったと想う…

あたしに
あんな度胸は…ないよ…。




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