君はまた僕を好きになる。

…確かに…
愛理の言うとおり

過去のあたしだけじゃなく
過去の敦史と
ちゃんと向き合わなきゃいけない。


あたしだってそう思うよ。

だけど


敦史は、頑なにそれを拒んでる。


あの後

2人でケーキを食べた時

「どうして、あたしの誕生日、きょうにしたの?」


って聞いた時
一瞬、驚いた顔したと思えば、いつもの敦史にすぐに戻ったし。



だからって
それ以上聞く事はできなくて


いつもの2人にすぐに戻ったんだ…



きっと
敦史は、今の状態が一番いいと思ってる。


その気持ちは日を重ねる度に強くなっていった。





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