君はまた僕を好きになる。


「手…放してくれないと…

お金…返せないよ…」



なんか…


凄く…イヤだ…




「お金なんか
別にいらないよ。
言ったでしょう?

返さなくてもいいって…。」




「けど…」



なんなの?
この感じ…



急に
直人くんの人格が変わった気がする…。


「あ…あの…放して…」




「嫌だ…放さない…僕に、付いてきて。」



そう言うと
直人くんは
あたしの手をキツク握りしめたまま

立ち上がり

グイッとあたしを立ち上がらせた。





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