君はまた僕を好きになる。

「バカはないだろう。バカは」


「バカだからバカって言ってるの。」

ったく…

仕方ないんだから…と呆れながら

俺の額に触れた優香の手は柔らかくて


「うん…熱はもう下がった。

大丈夫だね。じゃあ…あたし帰るね」


そう言って
俺の額から放れ
帰ろうとする優香の手を俺はとっさにギュッと握りしめた…。



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