君はまた僕を好きになる。


しばらくして戻っていた優香の手には

大事そうに湯気が立ち上る小さめの土鍋と、1人分の茶碗とれんげと一杯の水が入ってガラスのコップが乗せられたお盆をシッカリと持ちながら

慎重にベットの側まで運びランプの明かりに照らされた床に置く時

少しかがんだ胸元から白く透き通った肌がチラリと見えて

ドキッと意識していると


慣れた手つきで茶碗にお粥をよそい


フーフーと息を吹きかけれんげですくうと


「はい、あぁ~ん」と…



「なっ…できるか。ガキじゃあるまいし」


「病人はツベコベ言わないで黙って言うとおりにする!」

と強い口調でいうと

また、子供にするみたいに


「はい、あぁ~ん」と言った。





< 189 / 353 >

この作品をシェア

pagetop