君はまた僕を好きになる。

────このまま…何もかも順調に進んでいく筈だった…


───直人…お前に…会わなければ……。




─────────────

「綺麗だね…」



デッキの上で、消えゆく波路を見つめていると


「クシュン!」とくしゃみが出た優香に、俺は着ていたコートを羽織らせた。


「いいよ、あっくん…風邪ひいちゃうよ」

「いいって、着てろよ。俺は大丈夫だから。」


「そう?」

「あぁ。風邪引く前に中に入ろう。な?」


「うん。」



優香の肩を抱き寄せ中に入り


中央に置かれているクリスマスツリーを眺めていたら




「敦史…か…?」



後ろから声をかけられ
振り返ったら…



「──直人…?お前…直人か?」



そこには、久しぶりに会う友の姿があった…。





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