君はまた僕を好きになる。


久しぶりに会った俺達は、場所を移して俺の部屋で俺と優香、直人の3人でゆっくり飲むことになった。

昔話に花を咲かせる為に…。



「お茶煎れるね」

コートを脱ぎながら
キッチンへ消える優香


それを見つめる直人の瞳を俺は余り気にしなかった…。


「直人…懐かしいな…あれから何してた?」

「えっ?あ、俺?俺は、普通のサラリーマン。お前は?」


「あ、俺?俺も普通のサラリーマンだよ。」


互いに煙草をふかしながら語った。


「サラリーマンって…作詞家の夢は?」

「シッ!直人。その事は、俺とお前との秘密だって言っただろう?」


「何が秘密なの?」


お盆に3人分の湯のみと急須を乗せ優香がリビングに入ってきた。




< 216 / 353 >

この作品をシェア

pagetop