君はまた僕を好きになる。

「ただいまぁ…」
と、小さな声で言ってみたが

やはり、返事はなく、リビングのドアを開け電気をつけると、そこには優香だけではなく、直人の姿もなかった…。

優香は、やっぱり寝室かな?

けど、直人は…

「直人…?」


もしかして…
アイツ、帰っちまったのかな…?


着ていたコートを脱いで、ソファにドサっと置き、喉が渇いて食器棚からグラスを取り出し

冷蔵庫からミネラルウォーターを取り出しグラスに注ぎ、一気に飲み干し

「ハァーー…つかれた…」と、一言呟いたとき




ガタッと、寝室から物音が聞こえた。



「優香?起きているのか?」

寝室に近付くと

ギシッギシッと軋むベットの音…。


やっぱり…

まだ起きているのか。

起きて待っていてくれたんだ…。


きっと、このドアを開けると

「おかえりー」と笑顔で微笑む優香がいる…きっと…このドアの向こうには…



そして…





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