君はまた僕を好きになる。

───────────数日後の夜明けの朝───…



「───できた…」


何度も書いては消してを繰り返して、できた歌詞を書いたノートを持って


俺は、穏やかな寝息を立てて寝ている優香の寝顔を見つめた。


あの時と比べたら、少しだが、顔色も血色がよくなり、痩けていた頬も、柔らかさを取り戻しつつあった。


この仕事を引き受けた理由は、もう一つ。

優香のそばにいる時間が増えると考えたからだった。


優香のそばで生きて
優香を一生守り抜くとあの船の上で交わした約束を守る為に…。




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