君はまた僕を好きになる。
「愛理──…それ─…本当なの…?」
優香も俺も、目の前で眠ったままの直人の顔を見つめ
何も考えられないでいた─…
「本当─…なんだって─…あたしも、嘘だって思いたかった、信じたかった─…けど、本当だった─…
直人くん、あたしに話してくれた後に倒れてね─…
病院に運ばれた時にあたしも一緒にいたの──…
その時、直人くんの主治医に聞いたんだ…
直人くんの体の事
そしたら、末期癌だって言われた─…」
「癌──…?」
「そう─…若いから進行が早くて…気づいた時にはもう遅かったって─…」
「そんな─…」
優香が、膝からガクリと崩れ落ちた─…