君はまた僕を好きになる。
そう、俺は恥ずかしがり屋な性格なんだよ。
本当は名前だって『敦史』を使うかどうか悩んだんだ。
『敦史』って書けば、俺が書いたかもしれないって、誰かに気づかれるかもしれない。それに、あの時は、優香の事もあって、直人に俺だって知られたくなかったわけで──…。
それでも、『敦史』を使ったのは、俺の両親が残した、たった1つの宝物だったから─…。
だから写真とか断ってたのによ
結局、お世話になってるレコード会社の社長から写真を雑誌に載せてくれと泣きつかれて、仕方なく写真載せて
すぐにバレて大騒ぎ。
こうなれば、もう開き直るしかないだろう。
なぁ、直人。
聞いているのか?
「聞いてるよ」って今にも聞こえてきそうだぜ…。本当…。