君はまた僕を好きになる。

「あぁ~あ…愛理に会いたいなぁ…」



「また会えるさ…。いつか、またきっと…


俺も頑張っていい歌詞、書かなきゃな──。」



「そうだよ。愛理が帰ってきた時に、ガッカリさせないぐらいの歌詞、書かなきゃね。」


「あぁ~それが直人の夢でもあるからな。」



直人は、コッソリと曲を書いていた。


直人は、知っていたんだ…俺が歌詞を書いている事を。


俺は、ずっと隠していたのにな─…


どうして隠していたかって?


それは…



「恥ずかしいからだろ」


って、イタズラっぽい顔で笑う直人の笑顔が目に浮かぶよ。



「その通りだ!何か文句あるか!?」




「あっくん?どうしたの?急に。」


「えっ?イヤ、なんでもないよ。」




< 350 / 353 >

この作品をシェア

pagetop