君はまた僕を好きになる。

何がホントのあたしで

何がホントの敦史なんだろう…。



あたし達は
まだ知らないことばかりで



あの日の敦史のキスの意味も


あの時の敦史の震えた指先の意味も



なぜか聞きたいのに

聞けないあたしがいて


敦史の瞳から
思わず視線をそらしていた…。




『あした』


…かーーー…



あしたは

あたしの誕生日。


って言っても
敦史が


「いくら記憶喪失でも誕生日ぐらいはあった方がいいからな」


と、敦史が一方的に決めた。




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