道のない甲子園
俺はブルペンの方へ移動した。
そこには、先程の真柴と寺嶋以外のバッテリーの他に、4組ほどのバッテリーが居た。
やっぱり、寺嶋って奴が1番かな?
それに…。
食堂の先輩、技術が結構凄いな。
これで昨日までキャッチャーじゃなかったなんて…。
やっぱり怪我か?
もしくは、セカンドとして一番よくて仕方なくか?
あの監督…
この程度の投手で威張ってたのかよ。
バカにしたお礼はたっぷり返してやるよ。
俺は急いで着替えに部室に向かった。
「失礼します」
俺はグランドに入って直ぐにキャプテンの所に向かった。
「遅れてすみません。途中で迷ってしまって…」
「転校してきたばかりだから仕方ないが、以後気を付けるように」
「はいっ」
優しい主将で本当に助かった。