いちばんの星
部屋を出るヴェルヌの後ろ姿を見つめながらスティークは小さく呟いた。
「全く…世話が焼けるふたりだ」
そう言って微笑みながらスティークはヴェルヌの部屋を後にした。
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中庭を吹き抜ける風。
心地よい小鳥の声。
ミュリエルはじっと目を閉じていた。
「私の…気持ち…」
そう小さく呟いて目を開けたミュリエル。
その水色の瞳に、ある人物の姿が映る。
「ミュリエル」
自分の名前を呼ぶ愛しい人の声…
「ヴェルヌ様…」
ゆっくりと立ち上がるミュリエルの前にヴェルヌが歩みよる。
「ヴェルヌ様…私…」
「ついて来てほしい」