SWEET PAIN ~先生がスキ~

♯015

翌日。


いつもどおり、普通に朝の学級が始まる。


いつもと変わらない洋人の声。



「それから 模試の選択科目、今日中に提出すること。いいな」


「あと、日直!!! ゴミ捨ててないぞ~」





はぁ~…とりあえず…



勇気をだして…




「聞いてんのか? 今日の日直、誰だ? 返事しろよー」



「おーい、日直!!!」



そう… 日直…


えっ……日直? Σ(゚д゚;)




あ、しまった  



今日は私、日直だった…



昨日のことで頭一杯で、すっかり忘れてた…




「あ、すいません。捨てときます」




急いで返事をする。



まさか、こんなにすぐに



会話することになるとは…






昨日のこと、一晩考えた。



それで出た結論…。




「さっさと誤ってしまおう」 

  (-。-;)




別に



仕方なく出した答えじゃない。




自分が…



もし私が先生だったら…



一番悲しいことだと思ったから…


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