地味女×イケメン男子



病室を出た私はもう覚悟を決めていた。





私はもう学校には行かない。

もう3年の冬に近付いていたし、出席日数をきちんと越えてるから今休んでもちゃんと卒業も出来る。





今更私が学校を行かなくても誰も悲しむ訳が無い。

逆に今までそうしなかったのが、周りにとっては不思議だろう。






次の日、私は学校を休んだ。


家族は悲しそうだったけど、
「今までよく頑張ったね」

と言ってくれた。

私がいじめられているのは、昔から分かっていたからだと思う。





< 21 / 31 >

この作品をシェア

pagetop