ヤンキー彼氏は世界一
いく宛もなく、ついた場所は、家から離れた公園。


わたしは1人涙を流し
ベンチに座っていた。

お母さんなんて…
お姉ちゃんなんて…

わたしなんか生まれて来なきゃ良かった。


わたしの居場所なんて
何処にもない。


これからどうしよう………

1人で考えていると、


一台のバイクが通りかかる。


みるからに私の苦手な
ヤンキーの男の人。


わたしは、思わず身をひそめた。



すると通り過ぎたバイクが
こっちに引き戻して、

公園にバイクが入ってくる。
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