ヤンキー彼氏は世界一
げっこっち来る、!

関わりたくないよ。

おとなしく帰ろう…


そう思っていると男が歩いてきて私の前に来た。

「なあ、お前んな所でなにしてんだ?」

「いや、別に何でもありませんから。」


おとなしく帰ろうとした時だった……


「なあ、後ろのれよ!」


「は??何なの!?」


私はヤバいと思い、
怒った口調で言った。

だが男は、

「いいから!お前いく宛ねえんだろ!!」


図星な事を言われ、
私はおとなしく後ろに股がった。


とたんに涙が出てくる。


男は、なにも言わず
バイクを走らせる。


どこ行くか何て聞かずに
ただ黙って後ろに乗っていた。


何故だか安心した。
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