猫は太陽が好きなんだ
気がつけば自分が居るのはベッドの上。


いつの間にか記憶に浸りこんでいた。

我に返った時は完全にペット状態。
理子は両親に夏樹を家に置く事を許してもらったらしい。


「理子らしいのな。」


白で統一された壁。
茶色の家具。
そして棚の上にある小さな植物の緑。

落ち着いた感じの部屋。

そんな部屋は理子とぴったり合っていた。


「そうかな?」


少し照れくさそうに笑いながら理子は答える。

そんな理子に俺は心が揺らぐ。




言葉を喋る猫を普通に受け入れてくれる。


少し変な気もするが、これも理子の優しさ。

俺は更に、太陽に惚れこんだ。
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