時計仕掛けの宝石箱
化け物の姿が、
千切れ捩じれた友人が、
歪んだ校舎が、
凄惨で美しい舞台が、
響也の目にしっかりと焼き付いてしまった。
それと同時に、食い違い過ぎるセカイが、現実なのか夢なのか‥判別がしにくくなっていく。
リアル過ぎて、それが夢だと感じる。
<日常>とかけ離れすぎて、現実だと感じる。
あぁ‥なんて凄まじい矛盾。
響也は自分の思考を嘲け笑った。
「俺も、末期かな‥?」
苦笑して、響也は歪な現実と向き合った。