時計仕掛けの宝石箱
ぬばたまの黒髪。
紫電の瞳。
白雪の肌。
白のホルターネックに、着崩した黒の革ジャケット。
漆黒のタイトスカートとロングブーツ。
洗練され、神に祝福されたその存在は‥
まさに、天使。
天上の使いが、今、響也と蜜羽の前で屈み込んでいる。
何が何だかワカラナイ響也に向かって、薔薇色の唇が言葉を香らせた。
「‥怪我は、ないかしら?咄嗟の事だったから、少し強く突き飛ばしてしまったのだけど」