やくざと執事と私【第2部:ラブ&レース】
「・・・色々あって、終わりました。ところで、火事だって何ですか?」
私は、ポチに尋ねる。
「えっ、作戦の最終兵器です。火事だと、結婚式も中止になるでしょ?」
自信満々に言うポチ。
(作戦の最終兵器使わずにすんで、本当に良かった。)
心の中で安心する私。
「・・・ところで、真木さん、これから、どうするんですかね?」
サブが、みんなを見る。
「えっ、腹が減ったら、組に帰ってくるよ。・・・ヒナタは、俺の家族なんだから。」
組長が、サブの言葉に笑いながら、答えた。
「・・・・それよりも、問題は、この壊れたステンドグラスをどうするかという事ですけどね・・・」
執事は、ため息をつきながら、怒りで顔を真っ赤に染めて私達を見ている神父様の方を見た。
「どうするんですか?」
私は、執事にたずねた。
「・・・・弁償するしかありませんよ。・・・・ヒナタさんのお小遣いは、来月から、5千円ですね。」
執事が、私に言った。