短編集『手紙』
身寄りの無い年寄りから金品を奪うのが私の流儀。私は彼等を、一瞬もためらうことなく殺した。

その数12人。

しかし放っておいてもいずれは尽きる命。私は少し時計の針を進めたに過ぎない。

当然そのことに怨みを抱く人間も皆無で、こんなことをされる見当など付く筈も無い。


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