短編集『手紙』
6月2日


───────あと1週間。

丁度7日で貴殿の命は終わりを遂げる。

12人の老人達も、今か今かと待っている。

この世にとどまることなく、彼等の元へと召されるがいい。───────


やはりこれは怨恨の類いだ。見当違いの怨みにしても、これを送り付けてくる人物は確実に殺意を持って私に相対している。

私が殺した老人達が私を裁けるように、地縛霊にはなるななどと言っている。


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