【長編】距離

修 side

俺は、決心した。


今日の話しがどんなにしろ。


朱菜への想いに素直になろうって。


俺は、朱菜と距離を置くことばかり考えていた。



けど、もう無理だから。


朱菜に拒否られるまでは、アタックするつもりだ。


まあ、拒否られても諦めきれないと思うけど。


朱菜にベタ惚れだから。


だから、勇気を出して、朝待ってたんだ。


朱菜は、喜んでくれた。


がんばってよかったと思う。


しかも、手を繋ごうって、マジヤバい。


吃驚したけど。


小さい頃は、手を繋いで歩いてたな。


懐かしい。


てか、幸せすぎる。


朱菜も俺を好きなんじゃないかって。


勘違いしてしまう。


勘違いしたくないのに。


てか、帰りも一緒とか。


マジ、朱菜どうしたんだ。


俺、どうすんだよ。


こんな朱菜にメロメロで。


俺、頑張れ。